九大教職員組合ニュース(2003年5月15日)

「工学研究院における任期制同意書不提出者に対する差別を撤回させました」(2003年5月15日)

 すでに、お伝えしたとおり(「工学研究院における任期制同意書不提出者に対する差別待遇問題」(2003年5月6日))、本年4月1日、新たに任期制を導入した工学研究院では、導入に際して任期制ポストへの配置換えに対する「同意書」を提出しなかった教員に対して、不当な圧力がかけられていました。
 工学研究院長は、さる4月9日の同研究院部門長会議において「特別昇給の対象者を任期制に同意した者に限る」ことについて提案し、各部門での検討を指示しました。

 教職員組合では、4月23日、九州大学学長に「工学研究院における任期制同意書不提出者を特別昇給対象から排除するための検討についての申し入れ」を行いました。

 このことについての回答が5月15日、本部人事課よりありました。その模様を、組合側の速記録にもとづいてご報告します。

(人事課長)組合からの申し入れの趣旨は、わたしも全くそう思う。総長も同じ考えである。それで、総長の考えを工学研究院長にも工学部事務を通じて伝えた。特別昇給は勤務成績が優秀な者につけることになっており、同意書の提出、不提出で判断するものではない。5月14日に行われた部門長会議でも反対意見が多かった。研究院長も特別昇給の趣旨も理解し、今後この問題が提案されることはない。
(組合)この問題は、研究院長も特別昇給の趣旨を理解し、反対も多かったので、白紙に戻ったと考えていいか。
(人事課長)そうだ。

 工学研究院長の理不尽な提案を撤回させたことは、あらためて組合の存在意義を示しました。工学系支部、中央執行委員会がこの問題について機敏に対応したことが、この成果につながったと思います。

 今後も組合の活動にご注目ください。

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